オペラについての、入門書でも専門書でもない。本書は、ちょうど「その間」に位置する。
この層の書籍は、私の知る30年ほどの間に、ずいぶん増えてきているように思う。
――そういう視点で日本の音楽関係の新刊書を眺め続けてきたのだが、「一般向けの専門書」は、冒頭に書いた通りずいぶん増えた。同時に、超のつく入門書も増えた。
つまり、気軽に入門できて、気軽に知識や思索を深 めていける環境になってきたと感じる。
――そして、このような状況を牽引した
立役者ともいうべき存在なのが、加藤浩子氏だ。
WebマガジンMercure des Arts 誌
『オペラで楽しむヨーロッパ史』書評
小石かつら氏
音楽物書き
加藤 浩子
Hiroko Kato
2025.09.10
学習院さくらアカデミーの秋講座(対面)は、「名画で楽しむ名作オペラ」です
オペラと名画は深い関係があります。歴史上の出来事、当時の風俗など、共通するテーマはたくさんあり、それを互いの方法で作品にしているのです。 今回は、プッチーニの《ラ・ボエーム》と、同時代人のルノワールの絵画、ヴェルディの歴史オペラ《ドン・カルロ》と、それと共通するテーマを持った名画など、色々な角度から両者の関係を掘り下げます。
2025.09.03
今週公開されるロイヤルオペラシネマ「ワルキューレ」でブリュンヒルデを歌うエリザベート・ストリッドさんにインタビューしました。
今週末に公開されるロイヤルオペラシネマ「ワルキューレ」。ロイヤルオペラ20年ぶりの「指環」新制作の2作目で、ヒロインのブリュンヒルデを歌うエリザベート・ストリッドさんにインタビューしました。初役、大抜擢の理由も語ってくれています。
2025.09.03
ピアニストのイゴール・レヴィットのザルツブルク音楽祭リサイタルの記事を寄稿しました。
深い洞察力に富んだプログラムに定評があるピアニストのイゴール・レヴィットが、ザルツブルク音楽祭に登場。リサイタルのレビューを寄稿しました。
Authored books
著書
河出書房新社 2023
日本語版を監修した『オペラ大図鑑』、河出書房新社より発売になりました!オペラ182曲を写真とともに網羅した豪華本です!
https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309257136/?fbclid=IwAR1tJmborP1_P8RfemGt7Q-VTkRrWdJyRsIHGz1Wj81-5uMivH8-I-Aa5gE
集英社 2020
最良の教養としてのモーツァルト3大オペラ(共著)
「最良の教養としてのモーツァルト3大オペラ」(共著、集英社) モーツアルトの「三大オペラ」(《フィガロの結婚》《ドン・ジョヴァンニ》《魔笛》)のDVDに、豪華執筆陣による、 ブックレットがついた豪華な1冊。DVDに付属するブックレットで、作品解説やあらすじ、キャスト紹介などを担当しました。 大野和士さんへのインタビューも担当しました。
Authored works
文章のお仕事
2025.09.02
今週公開されるロイヤルオペラシネマ「ワルキューレ」でブリュンヒルデを歌うエリザベート・ストリッドさんにインタビューしました。
今週末に公開されるロイヤルオペラシネマ「ワルキューレ」。ロイヤルオペラ20年ぶりの「指環」新制作の2作目で、ヒロインのブリュンヒルデを歌うエリザベート・ストリッドさんにインタビューしました。初役、大抜擢の理由も語ってくれています。
2025.09.01
ピアニストのイゴール・レヴィットのザルツブルク音楽祭リサイタルの記事を寄稿しました。
深い洞察力に富んだプログラムに定評があるピアニストのイゴール・レヴィットが、ザルツブルク音楽祭に登場。リサイタルのレビューを寄稿しました。
2025.08.30
ピアニストの藤田真央さんがザルツブルク音楽祭にデビュー!現地レポートを寄稿しました。
ピアニストの藤田真央さんが、ハーゲン弦楽四重奏団との共演でザルツブルク音楽祭にデビュー!現地レポートを寄稿しました。
解説付きオペラ鑑賞会
ようこそオペラ!
一覧を見るオペラ鑑賞は、事前の解説、公演鑑賞、終演後に感想を語り合う懇親会があると、120%楽しむことができます。 「これは是非見てほしい!」という公演を皆様とご一緒できるよう2021年、「ようこそオペラ!」というオペラ鑑賞会を立ち上げました。
プッチーニ 《ラ・ボエーム》 新国立劇場公演
詳しく見るマスネ 《サンドリヨン》(新制作) 日生劇場公演(プレトーク13時、開演14時) —満席になりました!
詳しく見るベルク 《ヴォツェック》(新制作) 新国立劇場公演
詳しく見るグルック 《オルフェオとエウリディーチェ》 新国立劇場公演
詳しく見るヴェルディ《リゴレット》 新国立劇場公演
詳しく見るマスネ《ウェルテル》 新国立劇場公演
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