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音楽物書き 加藤浩子 オフィシャルウェブサイト

オペラ・ガルニエ(フランス パリ)
オペラ・ガルニエ(フランス パリ)

オペラについての、入門書でも専門書でもない。本書は、ちょうど「その間」に位置する。

この層の書籍は、私の知る30年ほどの間に、ずいぶん増えてきているように思う。

――そういう視点で日本の音楽関係の新刊書を眺め続けてきたのだが、「一般向けの専門書」は、冒頭に書いた通りずいぶん増えた。同時に、超のつく入門書も増えた。

つまり、気軽に入門できて、気軽に知識や思索を深 めていける環境になってきたと感じる。

――そして、このような状況を牽引した

立役者ともいうべき存在なのが、加藤浩子氏だ。

WebマガジンMercure des Arts 誌

『オペラで楽しむヨーロッパ史』書評

小石かつら氏

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音楽物書き

加藤 浩子

Hiroko Kato

東京生まれ。慶應義塾大学文学部卒業、同大学院博士課程満期退学(音楽史専攻)。音楽物書き。主にバッハを中心とする古楽およびオペラについて執筆、講演活動を行う。オンライン講演会も多数。また欧米の劇場や作曲家ゆかりの地をめぐるツアーの企画同行も行い、バッハゆかりの地を巡る「バッハへの旅」は20年を超えるロングセラー。著書に『今夜はオペラ!』『ようこそオペラ』『バッハへの旅』『バッハ』『黄金の翼=ジュゼッペ・ヴェルディ』『ヴェルディ』『オペラでわかるヨーロッパ史』『音楽で楽しむ名画』『オペラで楽しむヨーロッパ史』など。最新刊は『16人16曲でわかる オペラの歴史』(平凡社新書)。

NEWS

最新情報

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「モーストリー・クラシック」で新連載「音楽の聴こえる絵」が始まりました!サムネイル画像

2024.07.26

「モーストリー・クラシック」で新連載「音楽の聴こえる絵」が始まりました!

クラシック音楽情報誌「モーストリー・クラシック」で、新連載「音楽が聴こえる絵」が始まりました。第1回はグリューネヴァルトの「イーゼンハイム祭壇画」と、それに触発されたヒンデミットの「画家マティス」です。

「ようこそオペラ!」2024−25ラインナップを公開しました!サムネイル画像

2024.07.26

「ようこそオペラ!」2024−25ラインナップを公開しました!

解説付きオペラ鑑賞会「ようこそオペラ!」2024−25シーズンのラインナップを発表しました!残席わずかの演目もあります。お申し込みはお早めに!

ロッシーニ《ウィリアム・テル》 新国立劇場公演(新制作)サムネイル画像

2024.07.26

ロッシーニ《ウィリアム・テル》 新国立劇場公演(新制作)

スイス独立戦争を背景にしたロッシーニの超大作オペラ!オペラの歴史を変えた記念碑的な作品が、新国立劇場初演を迎える話題の公演です。大野和士芸術監督自ら指揮をとり、世界的演出家ヤニス・コッコスが演出する、今シーズン最大のプロジェクト。ミシュケタ、ペレチャッコ、バルベラら歌手も超弩級!

Authored books

著書

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日本語版を監修した『オペラ大図鑑』、河出書房新社より発売になりました!オペラ182曲を写真とともに網羅した豪華本です!サムネイル画像

河出書房新社 2023

日本語版を監修した『オペラ大図鑑』、河出書房新社より発売になりました!オペラ182曲を写真とともに網羅した豪華本です!

https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309257136/?fbclid=IwAR1tJmborP1_P8RfemGt7Q-VTkRrWdJyRsIHGz1Wj81-5uMivH8-I-Aa5gE

『16人16曲でわかるオペラの歴史』サムネイル画像

平凡社新書 2022

『16人16曲でわかるオペラの歴史』

「椿姫」「カルメン」「フィガロの結婚」はなぜ傑作か? 作曲家16人の代表作でオペラ史の流れがまるごとつかめる!

最良の教養としてのモーツァルト3大オペラ(共著)サムネイル画像

集英社 2020

最良の教養としてのモーツァルト3大オペラ(共著)

「最良の教養としてのモーツァルト3大オペラ」(共著、集英社) モーツアルトの「三大オペラ」(《フィガロの結婚》《ドン・ジョヴァンニ》《魔笛》)のDVDに、豪華執筆陣による、 ブックレットがついた豪華な1冊。DVDに付属するブックレットで、作品解説やあらすじ、キャスト紹介などを担当しました。 大野和士さんへのインタビューも担当しました。

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「モーストリー・クラシック」で新連載「音楽の聴こえる絵」が始まりました!サムネイル画像

2024.07.26

「モーストリー・クラシック」で新連載「音楽の聴こえる絵」が始まりました!

クラシック音楽情報誌「モーストリー・クラシック」で、新連載「音楽が聴こえる絵」が始まりました。第1回はグリューネヴァルトの「イーゼンハイム祭壇画」と、それに触発されたヒンデミットの「画家マティス」です。

「美術展ナビ」に、テノールのブライアン・ジェイドのインタビューを寄稿しましたサムネイル画像

2024.06.17

「美術展ナビ」に、テノールのブライアン・ジェイドのインタビューを寄稿しました

今月ロイヤルオペラの来日公演で初来日をはたすテノールのブライアン・ジェイド。スピント系のレパートリーで最も活躍が期待されるテノールです。3月にNYでインタビューした時の内容から、彼の人柄が伝わるエピソードを中心にまとめました。

「モーストリークラシック」最新号に多数寄稿しています。サムネイル画像

2024.05.20

「モーストリークラシック」最新号に多数寄稿しています。

クラシック音楽誌「モーストリークラシック」、最新号は没後百年のプッチーニ特集。「蝶々夫人」の作品解説をはじめ、アラーニャ、ジェイド、グリゴリアンといった歌手にインタビューしました。またMetオーケストラの来日にちなんで、ネゼ=セガンとガランチャにもインタビューしています。ぜひご覧ください。

解説付きオペラ鑑賞会

ようこそオペラ!

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オペラ鑑賞は、事前の解説、公演鑑賞、終演後に感想を語り合う懇親会があると、120%楽しむことができます。 「これは是非見てほしい!」という公演を皆様とご一緒できるよう2021年、「ようこそオペラ!」というオペラ鑑賞会を立ち上げました。

ベッリーニ《夢遊病の女》 新国立劇場公演(新制作)

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日時
2024年10月14日 (月) 解説会11時30分 開演13時
予価
31,000円 (S席チケット、解説会費用込み)
ポイント 新国立劇場初のベッリーニ・オペラが、極上のキャストで登場!スイス・アルプスの山村を舞台に、「夢遊病の女」アミーナと青年エルヴィーノの切ない恋物語が展開します。ベルカント・ソプラノの最高峰ローザ・フェオラ、30年以上第一戦で活躍する奇跡のベルカント・テノール、アントニーノ・シラクーザの共演は聴き逃せません。名手たちが紡ぐエレガントで繊細な旋律を支えるのは、「歌」を知り尽くした名指揮者ベニーニ。...

ロッシーニ《ウィリアム・テル》 新国立劇場公演(新制作) 残席僅か!

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日時
2024年11月30日 (土) 解説会12時30分 開演14時
予価
33,000円 (S席チケット、解説会費用込み)
ポイント スイス独立戦争を背景にしたロッシーニの超大作オペラ!オペラの歴史を変えた記念碑的な作品が、新国立劇場初演を迎える話題の公演です。大野和士芸術監督自ら指揮をとり、世界的演出家ヤニス・コッコスが演出する、今シーズン最大のプロジェクト。ミシュケタ、ペレチャッコ、バルベラら歌手も超弩級!

モーツアルト《魔笛》 新国立劇場公演

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日時
2024年12月15日 (日) 解説会12時30分 開演14時
予価
31,000円 (S席チケット、解説会費用込み)
ポイント 世界中で愛されるモーツァルトの大人気オペラ!世界的美術家ウィリアム・ケントリッジによる、ドローイングやプロジェクションマッピングを多用したマジカルな舞台は大評判。名匠ネトピルの指揮と粒揃いのキャストで、豪華な年忘れのひと時を。

ワーグナー《さまよえるオランダ人》 新国立劇場公演

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日時
2025年02月01日 (土) 解説会12時30分 開演14時
予価
28,000円 (S席チケット、解説会費用込み)
ポイント 「幽霊船」伝説に基づくワーグナーの出世作!大オーケストラとパワフルな歌手たちが、魂の救済の物語を壮大に歌い上げます。世界屈指のワーグナー指揮者アルブレヒトのタクトのもと、当代を代表するワーグナー歌いニキティン、ストリッド、ストーンなど豪華キャストが集結します。ワーグナーの音楽の嵐に浸る快感を。

ロッシーニ《セビリアの理髪師》新国立劇場公演

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日時
2025年06月03日 (火) 解説会12時30分 開演14時
予価
28,000円 (S席チケット、解説会費用込み)
ポイント 後見人の医師バルトロに見張られるチャーミングなロジーナと、彼女を救い出そうと奮闘する伯爵、二人に味方する理髪師フィガロが織りなすドタバタコメディ。ロッシーニの絶妙な音楽が繰り出す超絶アリアやアンサンブルはイタリア・オペラの醍醐味。ベルカントの名指揮者ロヴァーリスが創る軽やかな音楽のもと、世界の脇園彩がロジーナを歌う大注目公演です!伯爵役のブラウンリーも超おすすめ!

【終了】 ヴェルディ《シモン・ボッカネグラ》(新制作、新国立劇場初演) 満席になりました!

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日時
2023年11月26日 (日) 解説会12時30分 開演14時
予価
31,000円
ポイント ヴェルディの最も深く最も美しいオペラ!記念すべき新国立劇場初演です。キャストも超豪華! 新国立劇場《シモン・ボッカネグラ》(新制作、新国立劇場初演)、事前解説付き鑑賞会のご案内 懇親会には当日出演キャストを招聘します!  ジュゼッペ・ヴェルディのオペラ《シモン・ボッカネグラ》(1857年初演)は、とても美しいオペラです。  舞台は14世紀のジェノヴァ共和国。主人公のシモン・ボッ...