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音楽物書き 加藤浩子 オフィシャルウェブサイト

オペラ・ガルニエ(フランス パリ)
オペラ・ガルニエ(フランス パリ)

オペラについての、入門書でも専門書でもない。本書は、ちょうど「その間」に位置する。

この層の書籍は、私の知る30年ほどの間に、ずいぶん増えてきているように思う。

――そういう視点で日本の音楽関係の新刊書を眺め続けてきたのだが、「一般向けの専門書」は、冒頭に書いた通りずいぶん増えた。同時に、超のつく入門書も増えた。

つまり、気軽に入門できて、気軽に知識や思索を深 めていける環境になってきたと感じる。

――そして、このような状況を牽引した

立役者ともいうべき存在なのが、加藤浩子氏だ。

WebマガジンMercure des Arts 誌

『オペラで楽しむヨーロッパ史』書評

小石かつら氏

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音楽物書き

加藤 浩子

Hiroko Kato

東京生まれ。慶應義塾大学文学部卒業、同大学院博士課程満期退学(音楽史専攻)。音楽物書き。主にバッハを中心とする古楽およびオペラについて執筆、講演活動を行う。オンライン講演会も多数。また欧米の劇場や作曲家ゆかりの地をめぐるツアーの企画同行も行い、バッハゆかりの地を巡る「バッハへの旅」は20年を超えるロングセラー。著書に『今夜はオペラ!』『ようこそオペラ』『バッハへの旅』『バッハ』『黄金の翼=ジュゼッペ・ヴェルディ』『ヴェルディ』『オペラでわかるヨーロッパ史』『音楽で楽しむ名画』『オペラで楽しむヨーロッパ史』など。最新刊は『16人16曲でわかる オペラの歴史』(平凡社新書)。

NEWS

最新情報

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朝日カルチャーセンター 「期待のバス・バリトン 平野和の魅力(教室受講)」サムネイル画像

2023.09.20

朝日カルチャーセンター 「期待のバス・バリトン 平野和の魅力(教室受講)」

朝日カルチャーセンターで、バスバリトンの平野和さんとレクチャー&コンサートを行います! ウィーンを拠点に活躍する平野さん、現地のお話もたっぷり、そして美声もご堪能ください。

ツアーを更新しましたサムネイル画像

2023.09.13

ツアーを更新しました

本年は、4年ぶりに音楽ツアーを再開することができました。 6月に催行された「バッハへの旅」です。 私の音楽ツアーの原点である「バッハへの旅」で、パンデミック後のツアーを再開できて嬉しく思っています。 来年後もツアーを継続してまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

講演・講座を更新しましたサムネイル画像

2023.09.13

講演・講座を更新しました

講演・講座に秋からの各カルチャーセンターでの講座を追加しました。 - 朝日カルチャーセンター METライブビューイングを楽しもう!(12月17日、オンライン) - 朝日カルチャーセンター シェイクスピアと歴史とオペラと(10月26日開講、オンライン、全3回) - 学習院さくらアカデミー オペラの歴史 その2 (9月30日開講、対面講座、全6回) - 早稲田大学エクステンションセンター バッハ カンタータの魅力(9月30日開講、対面講座、全6回)

Authored books

著書

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『16人16曲でわかるオペラの歴史』サムネイル画像

平凡社新書 2022

『16人16曲でわかるオペラの歴史』

「椿姫」「カルメン」「フィガロの結婚」はなぜ傑作か? 作曲家16人の代表作でオペラ史の流れがまるごとつかめる!

最良の教養としてのモーツァルト3大オペラ(共著)サムネイル画像

集英社 2020

最良の教養としてのモーツァルト3大オペラ(共著)

「最良の教養としてのモーツァルト3大オペラ」(共著、集英社) モーツアルトの「三大オペラ」(《フィガロの結婚》《ドン・ジョヴァンニ》《魔笛》)のDVDに、豪華執筆陣による、 ブックレットがついた豪華な1冊。DVDに付属するブックレットで、作品解説やあらすじ、キャスト紹介などを担当しました。 大野和士さんへのインタビューも担当しました。

『オペラで楽しむヨーロッパ史』サムネイル画像

平凡社新書 2020

『オペラで楽しむヨーロッパ史』

テーマは「歴史とオペラ」。「歴史」を扱ったオペラは、史実が改変されているのが普通です。 そこには何重もの歴史と時代が反映されている。出発点はそこでした。 同じテーマを扱った『オペラでわかるヨーロッパ史』(2015)の延長線上にある一冊ですが、 『オペラでわかる』より1つ1つのテーマが大きく、より歴史の流れを大きく捉えた一冊になっています。 前半3章は、「フランス革命」とそこから始まる19世紀ヨーロッパの激動がテーマ。 「モーツァルトとフランス革命」「ヴェルディとイタリア統一」「ワーグナーとドイツ統一」を それぞれ章立てて、フランス革命とその後の変動が、三人の作曲家の作品にいか...

Authored works

文章のお仕事

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岡山の新劇場「ハレノワ芸術創造劇場」、ケルビーニの「メデア」でこけら落としサムネイル画像

2023.09.12

岡山の新劇場「ハレノワ芸術創造劇場」、ケルビーニの「メデア」でこけら落とし

岡山にできた芸術創造劇場「ハレノワ」、オープニング公演《メデア》のレビューを「毎日クラシックナビ」に書きました。

新国立劇場の会報誌「ジ・アトレ」サムネイル画像

2023.09.07

新国立劇場の会報誌「ジ・アトレ」

新国立劇場の会報誌「ジ・アトレ」に、11月に上演されるヴェルディ『シモン・ボッカネグラ』の紹介文を書きました。

サミュエル・ハッセルホルンさんインタビューサムネイル画像

2023.09.06

サミュエル・ハッセルホルンさんインタビュー

ドイツのバリトン、サミュエル・ハッセルホルンさんにintoxicateでインタビューしました!

解説付きオペラ鑑賞会

ようこそオペラ!

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オペラ鑑賞は、事前の解説、公演鑑賞、終演後に感想を語り合う懇親会があると、120%楽しむことができます。 「これは是非見てほしい!」という公演を皆様とご一緒できるよう2021年、「ようこそオペラ!」というオペラ鑑賞会を立ち上げました。

ヴェルディ《シモン・ボッカネグラ》(新制作、新国立劇場初演) 残席僅か!

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日時
2023年11月26日 (日) 解説会12時30分 開演14時
予価
31,000円
ポイント ヴェルディの最も深く最も美しいオペラ!記念すべき新国立劇場初演です。キャストも超豪華! 新国立劇場《シモン・ボッカネグラ》(新制作、新国立劇場初演)、事前解説付き鑑賞会のご案内 懇親会には当日出演キャストを招聘します!  ジュゼッペ・ヴェルディのオペラ《シモン・ボッカネグラ》(1857年初演)は、とても美しいオペラです。  舞台は14世紀のジェノヴァ共和国。主人公のシモン・ボッ...

ヨハン・シュトラウス2世《こうもり》

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日時
2023年12月10日 (日) 解説会12時30分 開演14時
予価
28,000円
ポイント 身も心もウキウキさせてくれるオペレッタの最高傑作!「ワルツ王」シュトラウスの極上の音楽で、今年のオペラの聴き納めを! 新国立劇場《こうもり》事前解説付き鑑賞会のご案内   ヨハン・シュトラウス2世といえば、「ワルツ王」として有名な作曲家。その「ワルツ王」が残したオペレッタ(ハッピーエンドの気軽なオペラ)の金字塔が《こうもり》です。大晦日の夜、謎の大富豪オルロフスキー伯爵の邸宅で繰...

チャイコフスキー《エウゲニ・オネーギン》

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日時
2024年02月03日 (土) 解説会12時30分 開演14時
予価
31,000円
ポイント すれ違う「愛」の悲劇を甘美にして劇的な音楽で綴った、ロシア・オペラの大人気作。チャイコフスキーの陶酔的な音楽に涙が溢れます。キャストも理想的です。 新国立劇場《エフゲニー・オネーギン》事前解説付き鑑賞会のご案内   チャイコフスキーの《エフゲニー・オネーギン》は、ロシア・オペラ随一の人気オペラ。ロシア文学の父、プーシキンの原作をもとに、純粋でロマンティストのタチヤーナと、皮肉屋の...

鈴木優人指揮バッハ・コレギウム・ジャパン 《魔笛》 事前解説付き鑑賞会

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日時
2024年02月25日 (日) 解説会12時00分 開演14時
予価
24,000円 (S席チケット、解説会費用込み)
ポイント 鈴木優人指揮バッハ・コレギウム・ジャパン《魔笛》(新制作) 事前解説付き鑑賞会のご案内  《魔笛》は、モーツァルトの、いえ、すべてのオペラの中でも屈指の傑作であり、大人気作です。  おとぎ話まじりのお話はミステリアスですが、なんと言っても音楽が最高。次から次へとヒットメロディが飛び出します。そのメロディのわかりやすくキャッチーなことは、まるで現代のヒットミュージカルのよう。王侯貴族...

モーツァルト《コジ・ファン・トウッテ》

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日時
2024年06月01日 (土) 解説会12時30分 開演14時
予価
28,000円
ポイント 男と女の摩訶不思議な恋の綾!「心変わり」の一部始終をさりげなくも深く描いたモーツァルトの大傑作。現代のキャンプ場に置き換えた演出は話題沸騰! 新国立劇場《コジ・ファン・トウッテ》事前解説付き鑑賞会のご案内   モーツアルトの《コジ・ファン・トウッテ》は、とても不思議なオペラです。男女の「心変わり」を扱った物語は、長い間不謹慎だと敬遠されてきましたが、近年、音楽の美しさと物語の普遍...