オペラについての、入門書でも専門書でもない。本書は、ちょうど「その間」に位置する。
この層の書籍は、私の知る30年ほどの間に、ずいぶん増えてきているように思う。
――そういう視点で日本の音楽関係の新刊書を眺め続けてきたのだが、「一般向けの専門書」は、冒頭に書いた通りずいぶん増えた。同時に、超のつく入門書も増えた。
つまり、気軽に入門できて、気軽に知識や思索を深 めていける環境になってきたと感じる。
――そして、このような状況を牽引した
立役者ともいうべき存在なのが、加藤浩子氏だ。
WebマガジンMercure des Arts 誌
『オペラで楽しむヨーロッパ史』書評
小石かつら氏
音楽物書き
加藤 浩子
Hiroko Kato
2023.09.20
朝日カルチャーセンター 「期待のバス・バリトン 平野和の魅力(教室受講)」
朝日カルチャーセンターで、バスバリトンの平野和さんとレクチャー&コンサートを行います! ウィーンを拠点に活躍する平野さん、現地のお話もたっぷり、そして美声もご堪能ください。
2023.09.13
ツアーを更新しました
本年は、4年ぶりに音楽ツアーを再開することができました。 6月に催行された「バッハへの旅」です。 私の音楽ツアーの原点である「バッハへの旅」で、パンデミック後のツアーを再開できて嬉しく思っています。 来年後もツアーを継続してまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
2023.09.13
講演・講座を更新しました
講演・講座に秋からの各カルチャーセンターでの講座を追加しました。 - 朝日カルチャーセンター METライブビューイングを楽しもう!(12月17日、オンライン) - 朝日カルチャーセンター シェイクスピアと歴史とオペラと(10月26日開講、オンライン、全3回) - 学習院さくらアカデミー オペラの歴史 その2 (9月30日開講、対面講座、全6回) - 早稲田大学エクステンションセンター バッハ カンタータの魅力(9月30日開講、対面講座、全6回)
Authored books
著書
集英社 2020
最良の教養としてのモーツァルト3大オペラ(共著)
「最良の教養としてのモーツァルト3大オペラ」(共著、集英社) モーツアルトの「三大オペラ」(《フィガロの結婚》《ドン・ジョヴァンニ》《魔笛》)のDVDに、豪華執筆陣による、 ブックレットがついた豪華な1冊。DVDに付属するブックレットで、作品解説やあらすじ、キャスト紹介などを担当しました。 大野和士さんへのインタビューも担当しました。
平凡社新書 2020
『オペラで楽しむヨーロッパ史』
テーマは「歴史とオペラ」。「歴史」を扱ったオペラは、史実が改変されているのが普通です。 そこには何重もの歴史と時代が反映されている。出発点はそこでした。 同じテーマを扱った『オペラでわかるヨーロッパ史』(2015)の延長線上にある一冊ですが、 『オペラでわかる』より1つ1つのテーマが大きく、より歴史の流れを大きく捉えた一冊になっています。 前半3章は、「フランス革命」とそこから始まる19世紀ヨーロッパの激動がテーマ。 「モーツァルトとフランス革命」「ヴェルディとイタリア統一」「ワーグナーとドイツ統一」を それぞれ章立てて、フランス革命とその後の変動が、三人の作曲家の作品にいか...
Authored works
文章のお仕事
2023.09.12
岡山の新劇場「ハレノワ芸術創造劇場」、ケルビーニの「メデア」でこけら落とし
岡山にできた芸術創造劇場「ハレノワ」、オープニング公演《メデア》のレビューを「毎日クラシックナビ」に書きました。
2023.09.07
新国立劇場の会報誌「ジ・アトレ」
新国立劇場の会報誌「ジ・アトレ」に、11月に上演されるヴェルディ『シモン・ボッカネグラ』の紹介文を書きました。
2023.09.06
サミュエル・ハッセルホルンさんインタビュー
ドイツのバリトン、サミュエル・ハッセルホルンさんにintoxicateでインタビューしました!
解説付きオペラ鑑賞会
ようこそオペラ!
一覧を見るオペラ鑑賞は、事前の解説、公演鑑賞、終演後に感想を語り合う懇親会があると、120%楽しむことができます。 「これは是非見てほしい!」という公演を皆様とご一緒できるよう2021年、「ようこそオペラ!」というオペラ鑑賞会を立ち上げました。
ヴェルディ《シモン・ボッカネグラ》(新制作、新国立劇場初演) —残席僅か!
詳しく見るヨハン・シュトラウス2世《こうもり》
詳しく見るチャイコフスキー《エウゲニ・オネーギン》
詳しく見る鈴木優人指揮バッハ・コレギウム・ジャパン 《魔笛》 事前解説付き鑑賞会
詳しく見るモーツァルト《コジ・ファン・トウッテ》
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