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音楽物書き 加藤浩子 オフィシャルウェブサイト

オペラ・ガルニエ(フランス パリ)
オペラ・ガルニエ(フランス パリ)

オペラについての、入門書でも専門書でもない。本書は、ちょうど「その間」に位置する。

この層の書籍は、私の知る30年ほどの間に、ずいぶん増えてきているように思う。

――そういう視点で日本の音楽関係の新刊書を眺め続けてきたのだが、「一般向けの専門書」は、冒頭に書いた通りずいぶん増えた。同時に、超のつく入門書も増えた。

つまり、気軽に入門できて、気軽に知識や思索を深 めていける環境になってきたと感じる。

――そして、このような状況を牽引した

立役者ともいうべき存在なのが、加藤浩子氏だ。

WebマガジンMercure des Arts 誌

『オペラで楽しむヨーロッパ史』書評

小石かつら氏

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音楽物書き

加藤 浩子

Hiroko Kato

東京生まれ。慶應義塾大学文学部卒業、同大学院博士課程満期退学(音楽史専攻)。音楽物書き。主にバッハを中心とする古楽およびオペラについて執筆、講演活動を行う。オンライン講演会も多数。また欧米の劇場や作曲家ゆかりの地をめぐるツアーの企画同行も行い、バッハゆかりの地を巡る「バッハへの旅」は20年を超えるロングセラー。著書に『今夜はオペラ!』『ようこそオペラ』『バッハへの旅』『バッハ』『黄金の翼=ジュゼッペ・ヴェルディ』『ヴェルディ』『オペラでわかるヨーロッパ史』『音楽で楽しむ名画』『オペラで楽しむヨーロッパ史』など。最新刊は『16人16曲でわかる オペラの歴史』(平凡社新書)。

NEWS

最新情報

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学習院さくらアカデミーの夏講座は、「音楽で楽しむ名画」です。サムネイル画像

2025.06.08

学習院さくらアカデミーの夏講座は、「音楽で楽しむ名画」です。

学習院さくらアカデミーの夏講座、今年は1日集中で「音楽で楽しむ名画」を実施します。名画と名曲の素敵なカップリングをお楽しみください。

テンポプリモさんのサイトで、新連載「世界の音楽都市」が始まりました!サムネイル画像

2025.05.30

テンポプリモさんのサイトで、新連載「世界の音楽都市」が始まりました!

「テンポプリモ」さんのサイトで連載をさせていただくことになりました。 テーマは「世界の音楽都市」。 第1回はベルリンです。

「モーストリークラシック」最新号に多数寄稿しています。サムネイル画像

2025.05.29

「モーストリークラシック」最新号に多数寄稿しています。

「モーストリークラシック」最新号に、バッハコレギウムジャパンの「マタイ受難曲」、日本フィルの「仮面舞踏会」、東京春音楽祭のムーティ指揮春祭オーケストラなどのレビューを寄稿しています。連載「音楽が聴こえる絵」は、メンツェルの「フリードリヒ大王のフルートコンサート」です。

Authored books

著書

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日本語版を監修した『オペラ大図鑑』、河出書房新社より発売になりました!オペラ182曲を写真とともに網羅した豪華本です!サムネイル画像

河出書房新社 2023

日本語版を監修した『オペラ大図鑑』、河出書房新社より発売になりました!オペラ182曲を写真とともに網羅した豪華本です!

https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309257136/?fbclid=IwAR1tJmborP1_P8RfemGt7Q-VTkRrWdJyRsIHGz1Wj81-5uMivH8-I-Aa5gE

『16人16曲でわかるオペラの歴史』サムネイル画像

平凡社新書 2022

『16人16曲でわかるオペラの歴史』

「椿姫」「カルメン」「フィガロの結婚」はなぜ傑作か? 作曲家16人の代表作でオペラ史の流れがまるごとつかめる!

最良の教養としてのモーツァルト3大オペラ(共著)サムネイル画像

集英社 2020

最良の教養としてのモーツァルト3大オペラ(共著)

「最良の教養としてのモーツァルト3大オペラ」(共著、集英社) モーツアルトの「三大オペラ」(《フィガロの結婚》《ドン・ジョヴァンニ》《魔笛》)のDVDに、豪華執筆陣による、 ブックレットがついた豪華な1冊。DVDに付属するブックレットで、作品解説やあらすじ、キャスト紹介などを担当しました。 大野和士さんへのインタビューも担当しました。

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文章のお仕事

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テンポプリモさんのサイトで、新連載「世界の音楽都市」が始まりました!サムネイル画像

2025.05.30

テンポプリモさんのサイトで、新連載「世界の音楽都市」が始まりました!

「テンポプリモ」さんのサイトで連載をさせていただくことになりました。 テーマは「世界の音楽都市」。 第1回はベルリンです。

「モーストリークラシック」最新号に多数寄稿しています。サムネイル画像

2025.05.20

「モーストリークラシック」最新号に多数寄稿しています。

「モーストリークラシック」最新号に、バッハコレギウムジャパンの「マタイ受難曲」、日本フィルの「仮面舞踏会」、東京春音楽祭のムーティ指揮春祭オーケストラなどのレビューを寄稿しています。連載「音楽が聴こえる絵」は、メンツェルの「フリードリヒ大王のフルートコンサート」です。

藤田真央さんのインタビューを監修しました!サムネイル画像

2025.05.16

藤田真央さんのインタビューを監修しました!

世界で引っ張りだこのピアニスト、藤田真央さん。この9月にはスカラ座の音楽監督に就任することが決まったチョン・ミョンブン指揮するスカラ・フィルと来日です。インタビューを監修しました。

解説付きオペラ鑑賞会

ようこそオペラ!

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オペラ鑑賞は、事前の解説、公演鑑賞、終演後に感想を語り合う懇親会があると、120%楽しむことができます。 「これは是非見てほしい!」という公演を皆様とご一緒できるよう2021年、「ようこそオペラ!」というオペラ鑑賞会を立ち上げました。

プッチーニ 《ラ・ボエーム》 新国立劇場公演

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日時
2025年10月11日 (土) 解説会11時30分 開演13時
予価
28,000円 (S席チケット、プログラム、解説会費用込み)
ポイント クリスマスイブの夜、パリの屋根裏部屋で出会ったお針子と詩人のはかない恋!プッチーニの大人気オペラを、粟國淳の美しい演出と、パオロ・オルミの歌心あふれる指揮でご堪能ください。今が旬の力強い美声のテノール、ルチアーノ・ガンチ、スカラ座ほか世界で大活躍の演技派バリトン、マッシモ・カヴァレッティ、歌う女優マリーナ・コスタ・ジャクソンら歌手も粒揃いです。

マスネ 《サンドリヨン》(新制作) 日生劇場公演(プレトーク13時、開演14時)

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日時
2025年11月16日 (日) 開演14時
予価
14,000円 (S席チケット、指揮者または演出家によるグループ限定のプレトーク込み。別日に事前オンライン作品解説会あり、こちらは別料金1,000円)
ポイント 昨年大成功を収めたドニゼッティ《連隊の娘》に続き、フランス・オペラが日生劇場に登場!あのペローの『シンデレラ』を下敷きにした、ジュール・マスネのファンタスティックな傑作です。オペラの名手柴田真郁の指揮、名ダンサー広崎うらんの演出・振り付けによるプロダクションは、話題を呼ぶこと間違いなし!山下裕賀、金子紗弓ら若手有望歌手の競演も楽しみです。

ベルク 《ヴォツェック》(新制作) 新国立劇場公演

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日時
2025年11月24日 (月) 解説会12時30分 開演14時
予価
32,000円 (S席チケット、プログラム、事前解説会費用込み)
ポイント 貧困と差別、今もアクチュアルな社会問題にシャープな音楽で向き合った20世紀オペラの金字塔が待望の新制作!新国立劇場芸術監督の大野和士マエストロ肝入りの公演です。世界のオペラ界をリードする演出家、リチャード・ジョーンズとのタッグは今シーズン最大の話題。タイトルロールのトーマス・ヨハネス・マイアーの鬼気迫る歌と演技にも圧倒されることでしょう。

グルック 《オルフェオとエウリディーチェ》 新国立劇場公演

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日時
2025年12月07日 (日) 解説会12時30分 開演14時
予価
28,000円 (S席チケット、プログラム、事前解説会費用込み)
ポイント オペラの歴史を変えたグルックの古典的名作が、世界的舞踏家、勅使河原三郎の手で美しき総合芸術へと昇華された話題のプロダクションが待望の再演です。指揮はオペラで大活躍の園田隆一郎、エウリディーチェにバロックと古典派を得意とするジュリア・セメンツァート、オルフェオにコントラルトの世界的名手サラ・ミンガルドら、キャストも魅力的。

ヴェルディ《リゴレット》 新国立劇場公演

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日時
2026年03月01日 (日) 解説会12時30分 開演14時
予価
32,000円 (S席チケット、プログラム、事前解説会費用込み)
ポイント 醜い道化師と娘、放蕩者の公爵の複雑な関係から生まれる悲劇。〈女心の歌〉〈リゴレットの四重唱〉など数々の名旋律に溢れたヴェルディの大傑作が待望の再演!ヴェルディ・バリトンとして圧倒的なキャリアを誇るウラディミール・ストヤノフ、完璧な技術と抒情性を持ち合わせた世界のプリマ中村恵理、ベルカントのスーパーテノール、ローレンス・ブラウンリーの組み合わせは「声」を聴く楽しみを味合わせてくれるはず。聴き逃...

マスネ《ウェルテル》 新国立劇場公演

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日時
2026年05月30日 (土) 解説会12時30分 開演14時
予価
28,000円 (S席チケット、プログラム、事前解説会費用込み)
ポイント ゲーテの『若きウェルテルの悩み』を下敷きにした、マスネのロマンティックな名作。主役のウェルテルには名アリアが続出し、テノールを聴く喜びが味わえます。今回、心揺さぶる声と情熱的な演技で世界で引っ張りだこの名テノール、チャールズ・カストロノーヴォのウェルテルが聴けるのは嬉しい限り。「世界のワキゾノ」、脇園彩のシャルロッテも楽しみです。