オペラについての、入門書でも専門書でもない。本書は、ちょうど「その間」に位置する。
この層の書籍は、私の知る30年ほどの間に、ずいぶん増えてきているように思う。
――そういう視点で日本の音楽関係の新刊書を眺め続けてきたのだが、「一般向けの専門書」は、冒頭に書いた通りずいぶん増えた。同時に、超のつく入門書も増えた。
つまり、気軽に入門できて、気軽に知識や思索を深 めていける環境になってきたと感じる。
――そして、このような状況を牽引した
立役者ともいうべき存在なのが、加藤浩子氏だ。
WebマガジンMercure des Arts 誌
『オペラで楽しむヨーロッパ史』書評
小石かつら氏
音楽物書き
加藤 浩子
Hiroko Kato
2024.03.29
朝日カルチャーオンラインで、Metライブビューイングで上映される《運命の力》《ロメオとジュリエット》解説講座を行います!
この3月、久しぶりにNYのメトロポリタンオペラ(以下MET)に行き、《運命の力》と《ロミオとジュリエット》を観劇してきました。新制作の《運命の力》は、現代に置き換えた演出、音楽監督ネゼ=セガンの指揮、ダヴィットセンはじめ若手スターたちをそろえた歌手、全てが素晴らしく満喫しましたし、《ロメオとジュリエット》は主役の二人、シエラとベルナイムが本当に素晴らしかったです。MET総裁のゲルブ氏が「世界...
2024.03.22
来週はキリストが受難したとされる「聖金曜日」。この日の礼拝のために作曲されたバッハの2曲の「受難曲」についてontomo-magに寄稿しました
聖金曜日の礼拝で上演される「受難曲」。その名作といえばバッハの「マタイ受難曲」「ヨハネ受難曲」が挙げられます。けれどこの2作はずいぶん印象が違います。その違いの理由について、ontomo-magに寄稿しました。
2024.03.16
「美術展ナビ」に、アイグル・アクメトチナのインタビューを寄稿しました!
新世代のカルメン歌いとして大評判のアイグル・アクメトチナ。彼女がメトロポリタンオペラのライブビューイングで「カルメン」で主役を演じるす機会に、オンラインでインタビューしました。
Authored books
著書
河出書房新社 2023
日本語版を監修した『オペラ大図鑑』、河出書房新社より発売になりました!オペラ182曲を写真とともに網羅した豪華本です!
https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309257136/?fbclid=IwAR1tJmborP1_P8RfemGt7Q-VTkRrWdJyRsIHGz1Wj81-5uMivH8-I-Aa5gE
集英社 2020
最良の教養としてのモーツァルト3大オペラ(共著)
「最良の教養としてのモーツァルト3大オペラ」(共著、集英社) モーツアルトの「三大オペラ」(《フィガロの結婚》《ドン・ジョヴァンニ》《魔笛》)のDVDに、豪華執筆陣による、 ブックレットがついた豪華な1冊。DVDに付属するブックレットで、作品解説やあらすじ、キャスト紹介などを担当しました。 大野和士さんへのインタビューも担当しました。
Authored works
文章のお仕事
2024.03.22
来週はキリストが受難したとされる「聖金曜日」。この日の礼拝のために作曲されたバッハの2曲の「受難曲」についてontomo-magに寄稿しました
聖金曜日の礼拝で上演される「受難曲」。その名作といえばバッハの「マタイ受難曲」「ヨハネ受難曲」が挙げられます。けれどこの2作はずいぶん印象が違います。その違いの理由について、ontomo-magに寄稿しました。
2024.03.19
オペラになった歴史のヒロイン 第2回は「サロメ」です!
ontomo webで連載中の「オペラになった歴史のヒロイン」、第2回は「サロメ」です!
2024.03.16
「美術展ナビ」に、アイグル・アクメトチナのインタビューを寄稿しました!
新世代のカルメン歌いとして大評判のアイグル・アクメトチナ。彼女がメトロポリタンオペラのライブビューイングで「カルメン」で主役を演じるす機会に、オンラインでインタビューしました。
解説付きオペラ鑑賞会
ようこそオペラ!
一覧を見るオペラ鑑賞は、事前の解説、公演鑑賞、終演後に感想を語り合う懇親会があると、120%楽しむことができます。 「これは是非見てほしい!」という公演を皆様とご一緒できるよう2021年、「ようこそオペラ!」というオペラ鑑賞会を立ち上げました。
鈴木優人指揮バッハ・コレギウム・ジャパン 《魔笛》 事前解説付き鑑賞会 —満席になりました!
詳しく見るモーツァルト《コジ・ファン・トウッテ》 —満席になりました!
詳しく見る【終了】 ヴェルディ《シモン・ボッカネグラ》(新制作、新国立劇場初演) —満席になりました!
詳しく見る【終了】 ヨハン・シュトラウス2世《こうもり》 —満席になりました!
詳しく見る【終了】 チャイコフスキー《エウゲニ・オネーギン》
詳しく見る