オペラについての、入門書でも専門書でもない。本書は、ちょうど「その間」に位置する。
この層の書籍は、私の知る30年ほどの間に、ずいぶん増えてきているように思う。
――そういう視点で日本の音楽関係の新刊書を眺め続けてきたのだが、「一般向けの専門書」は、冒頭に書いた通りずいぶん増えた。同時に、超のつく入門書も増えた。
つまり、気軽に入門できて、気軽に知識や思索を深 めていける環境になってきたと感じる。
――そして、このような状況を牽引した
立役者ともいうべき存在なのが、加藤浩子氏だ。
WebマガジンMercure des Arts 誌
『オペラで楽しむヨーロッパ史』書評
小石かつら氏
音楽物書き
加藤 浩子
Hiroko Kato
2024.07.26
ロッシーニ《セビリアの理髪師》新国立劇場公演
後見人の医師バルトロに見張られるチャーミングなロジーナと、彼女を救い出そうと奮闘する伯爵、二人に味方する理髪師フィガロが織りなすドタバタコメディ。ロッシーニの絶妙な音楽が繰り出す超絶アリアやアンサンブルはイタリア・オペラの醍醐味。ベルカントの名指揮者ロヴァーリスが創る軽やかな音楽のもと、世界の脇園彩がロジーナを歌う大注目公演です!伯爵役のブラウンリーも超おすすめ!
2024.07.26
モーツアルト《魔笛》 新国立劇場公演
世界中で愛されるモーツァルトの大人気オペラ!世界的美術家ウィリアム・ケントリッジによる、ドローイングやプロジェクションマッピングを多用したマジカルな舞台は大評判。名匠ネトピルの指揮と粒揃いのキャストで、豪華な年忘れのひと時を。
2024.08.27
神戸市室内管弦楽団、合唱団の「ファルスタッフ」に向け、解説講座を行います!
神戸市室内管弦楽団、合唱団の合同公演、オペラ「ファルスタッフ」に向けた事前解説講座を担当します!チケットをお持ちの方は無料、一般の方は五百円で聴講いただけます!
Authored books
著書
河出書房新社 2023
日本語版を監修した『オペラ大図鑑』、河出書房新社より発売になりました!オペラ182曲を写真とともに網羅した豪華本です!
https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309257136/?fbclid=IwAR1tJmborP1_P8RfemGt7Q-VTkRrWdJyRsIHGz1Wj81-5uMivH8-I-Aa5gE
集英社 2020
最良の教養としてのモーツァルト3大オペラ(共著)
「最良の教養としてのモーツァルト3大オペラ」(共著、集英社) モーツアルトの「三大オペラ」(《フィガロの結婚》《ドン・ジョヴァンニ》《魔笛》)のDVDに、豪華執筆陣による、 ブックレットがついた豪華な1冊。DVDに付属するブックレットで、作品解説やあらすじ、キャスト紹介などを担当しました。 大野和士さんへのインタビューも担当しました。
Authored works
文章のお仕事
2024.08.25
「音楽の友」最新号に、ロイヤルオペラ来日公演のレビュー、ライプツィヒ・バッハ音楽祭のレポートなどを寄稿しています
「音楽の友」最新号(9月号)に、ロイヤルオペラ来日公演2演目のレビュー、ライプツィヒ・バッハ音楽祭のレポートなどを寄稿しています。
2024.08.25
「モーストリークラシック」最新号に多数寄稿しています
クラシック音楽誌「モーストリークラシック」最新号に、 連載「音楽の聴こえる絵」 ドヴォルザーク「ルサルカ」紹介 兵庫県立芸術文化センター「蝶々夫人」レビュー などを寄稿しています。
2024.08.25
METライブビューイング、新シーズンのパンフレットの演目紹介、コラムを担当しています
METライブビューイング、2024−25シーズン、パンフレットに、8作の演目紹介とコラムを書きました。
解説付きオペラ鑑賞会
ようこそオペラ!
一覧を見るオペラ鑑賞は、事前の解説、公演鑑賞、終演後に感想を語り合う懇親会があると、120%楽しむことができます。 「これは是非見てほしい!」という公演を皆様とご一緒できるよう2021年、「ようこそオペラ!」というオペラ鑑賞会を立ち上げました。
ベッリーニ《夢遊病の女》 新国立劇場公演(新制作)
詳しく見るロッシーニ《ウィリアム・テル》 新国立劇場公演(新制作) —満席になりました!
詳しく見るモーツアルト《魔笛》 新国立劇場公演 —残席僅か!
詳しく見るワーグナー《さまよえるオランダ人》 新国立劇場公演
詳しく見るロッシーニ《セビリアの理髪師》新国立劇場公演 —満席になりました!
詳しく見る【終了】 ヴェルディ《シモン・ボッカネグラ》(新制作、新国立劇場初演) —満席になりました!
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