著書紹介
「本」は、私のメインステージです。
文章を読むこと、書くことは、天職だと思っています。文章の中に降りていき、その底に広がる世界に到達する歓びは格別です。
初めての著書は、2000年に刊行した『今夜はオペラ!』(春秋社)。
2020年3月に刊行した『オペラで楽しむヨーロッパ史』(平凡社新書)で、単著は15冊になりました。
訳書は2冊(と共訳1冊)。共著(監修含む)も多数あります。
「次の本を自分の最高傑作にする」をモットーに、これからも書き続けて参ります。
最新刊!
『16人16曲でわかるオペラの歴史』(平凡社新書、2022)
「椿姫」「カルメン」「フィガロの結婚」はなぜ傑作か?
作曲家16人の代表作でオペラ史の流れがまるごとつかめる!
「最良の教養としてのモーツァルト3大オペラ」(共著、集英社)
モーツアルトの「三大オペラ」(《フィガロの結婚》《ドン・ジョヴァンニ》《魔笛》)のDVDに、豪華執筆陣による、
ブックレットがついた豪華な1冊。DVDに付属するブックレットで、作品解説やあらすじ、キャスト紹介などを担当しました。
大野和士さんへのインタビューも担当しました。
https://www.amazon.co.jp/最良の教養としてのモーツァルト3大オペラ-Blu-ray3枚付き-DVD-岡田-暁生/dp/4089070686/ref=sr_1_1?dchild=1&qid=1611060444&s=books&sr=1-1
テーマは「歴史とオペラ」。「歴史」を扱ったオペラは、史実が改変されているのが普通です。
そこには何重もの歴史と時代が反映されている。出発点はそこでした。
同じテーマを扱った『オペラでわかるヨーロッパ史』(2015)の延長線上にある一冊ですが、
『オペラでわかる』より1つ1つのテーマが大きく、より歴史の流れを大きく捉えた一冊になっています。
前半3章は、「フランス革命」とそこから始まる19世紀ヨーロッパの激動がテーマ。
「モーツァルトとフランス革命」「ヴェルディとイタリア統一」「ワーグナーとドイツ統一」を
それぞれ章立てて、フランス革命とその後の変動が、三人の作曲家の作品にいかに反映されているかを探ります。
後半3章は、ジャポニスムの流行と《蝶々夫人》、「ジャンヌ・ダルク」というアイコンが時代に応じて
オペラでどう変転したか、シェイクスピア原作のオペラとその時代背景をテーマに、
それぞれの切り口から「オペラと時代」を読み解きます。
書評
https://mikiki.tokyo.jp/articles/-/25377
https://ontomo-mag.com/article/column/zakkicho14/
バッハの伝記ですが、
「街」をキーワードにバッハの人生を辿っていることがポイントです。
「バッハへの旅」を20年続けてきた結果の反映でもあります。
加えて、アーティストのインタビュー、最近新発見された作品など新しい情報、ディスクガイドなどもつけているので、
コンパクトな体裁ながら、バッハについて包括的に知っていただける一冊になっているかと自負しております。
様々な切り口から、「音楽」と「絵画」の関係を探った一冊。
デアゴスティーニ社のCDシリーズ「名曲アルバム」の付録マガジンでの連載を書籍化したものです。
掲載されている絵画は全てカラーで、視覚的にも楽しんでいただけます。
「オペラ」と「歴史」をテーマにした初めての本。「オペラが描く時代」と
「オペラが成立した時代」の二重の「歴史」をえぐります。
《ドン・カルロ》《トスカ》《ボリス・ゴドゥノフ》など、歴史オペラの名作が続々登場!
書評
https://opera.jp.net/archives/4222
初めての新書。ヴェルディ生誕200年の2013年に刊行。
ヴェルディの人生、全オペラ作品の解説、アーティストのインタビューを通じて、
「イタリア・オペラの変革者」ヴェルディの全体像を探ります。
オペラ作曲家ヴェルディの本当の業績とは?イタリア統一運動とヴェルディの本当の関係は?「作曲家」だけでなく、
「実業家」としての顔もあったヴェルディ。
その背景は?家族と妻、恋人たちとの関係は?これ一冊で、ヴェルディのすべてが分かります。
訳 書 https://plaza.rakuten.co.jp/casahiroko/diary/202006130000/
シュルツェ『コーヒーハウス物語』(洋泉社、1995)
共著 『オペラを聴くコツ、バレエを観るツボ』(守山実花氏との共著、2006)
『バッハからの贈りもの』(鈴木雅明氏との共著、2002年)







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